
ドローン測量とは
ドローン測量とは、ドローンに搭載したカメラやセンサーで上空からデータを取得し、地形や構造物の形状・面積・体積などを計測する手法です。人が立ち入りにくい場所や広範囲のエリアも、足場や長時間の現地作業なしで短時間にデータ化できます。
ドローン測量には大きく2つの方式があります。
方式①:写真測量(フォトグラメトリ)
多数の写真を撮影し、重なり合う部分から3Dモデルを再構成する方式です。色情報(写真そのもの)が残るため、現況を視覚的に把握しやすいのが特徴です。地表が見えている場所(造成地・現場全体の俯瞰など)に向いています。
方式②:レーザー測量(LiDAR)
レーザー光を照射し、反射時間から距離を測る方式です。レーザーが樹木の枝葉の間を通り抜けて地表まで届くため、森林など植生がある場所でも地表面のデータを取得できます。夜間や逆光でも計測できる点も写真測量にない強みです。
LiDARの仕組みや、DJI Zenmuse L1/L2/L3の仕様比較については、別記事「レーザー測量(LiDAR)とは」で詳しく解説しています。
どちらを選ぶか
| 状況 | 向いている方式 |
|---|---|
| 地表が見えている、色情報も使いたい | 写真測量 |
| 森林・植生下の地形データが必要 | LiDAR測量 |
| 夜間や逆光での計測が必要 | LiDAR測量 |
| より高精度な3D点群データが必要 | LiDAR測量 |
迷う場合は、現場の植生状況と求める精度を伝えていただければ、最適な機材をご提案します。
ドローン測量で何がわかるのか
- 土量計算:盛土・切土の体積を算出し、施工計画や進捗管理に活用
- 等高線図・3Dモデル:地形の起伏を正確に可視化
- 構造物の形状把握:橋梁・法面など、近接が難しい場所の形状データ取得
- 経年変化の比較:定期的に測量することで、地形や施工進捗の変化を追跡
ドローン測量のメリット
- 足場・人手が不要:危険な場所や高所も上空から安全に計測
- 短時間で広範囲をカバー:人手による測量に比べて作業時間を大幅に短縮
- データの再利用性が高い:点群データやオルソ画像はCADソフト等と連携しやすい
必要な機材・資格
測量に使う機体・センサーは、写真測量ならM400RTK+P1セット、LiDAR測量ならM400RTK+Zenmuse L2/L3セットなどが代表的です。
操縦には、飛行場所や方法によって資格・許可が必要になる場合があります。詳しくは「ドローンを飛ばすのに必要な資格・許可とは」をご確認ください。
ROBOTSHAREで測量機材をレンタルする
ROBOTSHAREでは、写真測量・LiDAR測量どちらの機材も整備済み・保険付帯でレンタルできます。購入前の試験運用や、現場ごとの機材追加にもご活用いただけます。